富山と飛騨を2泊3日で満喫！絶景・グルメ、全て楽しむ王道コース

羽田空港から富山空港までは約1時間。到着したらレンタカーを借りて富山駅方面へ移動しましょう。対象期間中はお得な「富山きときと空港レンタカーキャンペーン」をご利用いただけます。

富山駅周辺で食べて欲しいのは、やっぱり海の幸！ランチには富山湾の鮮度抜群の地魚を使った、富山に来た人だけが堪能できる贅沢なお寿司「富山湾鮨」をお召し上がりください。富山湾でのみ漁獲される「シロエビ」もおすすめです。

食事の後は歴史に触れる町歩き。「池田屋安兵衛商店」で薬のまち富山の昔ながらの丸薬製造機を体験したり、富山駅から少し足を延ばして、土蔵や廻船問屋の屋敷が建ち並ぶ「岩瀬のまちなみ」をお楽しみください。かつて北前船交易で栄えた岩瀬エリアは近年少しずつ変化しており、日本酒バーやビールパブ、セレクトショップなど新しいお店が続々とオープンし注目を集めています。

歴史的建造物が点在している高岡市。

まずは江戸初期の禅宗寺院建築の傑作と評される国宝「瑞龍寺」へ。広大な境内には、国宝に指定されている仏殿・法堂・山門の他、重要文化財指定の建造物が多数あり、見どころがいっぱいです。

次に向かうのは日本三大仏に数えられる「高岡大仏」。高岡の鋳物技術の粋を結集し、約30年もの歳月をかけて完成させた阿弥陀如来坐像は、高岡のシンボルとして愛され続けています。

時間に余裕があれば、高岡がものづくりのまちへと発展するきっかけを作った「山町筋」「金屋町」へも足を伸ばしてみて。どちらも伝統的建造物群保存地区に指定されていて、昔ながらの風情漂う町並みが大切に守られています。工房直営のショップやギャラリー、カフェなどのお店も充実！たっぷりと散策を楽しめます。

1日目は「氷見温泉郷」に宿泊してリフレッシュ。 ナトリウムー塩化物泉の温泉は肌によく、美人になる湯として評判です。また、温泉に浸かりながら眺める立山連峰の絶景は、世界でも例を見ないといわれれるほどの美しさ。温泉と氷見の新鮮な魚料理を満喫し、ゆったりくつろぎましょう。

2日目は氷見温泉郷を出発して、海越しに立山連峰3,000m級の山々を望める絶景スポット「雨晴海岸」へ。

歌人・大伴家持はこの情景を絶賛し、読んだ歌の数々が万葉集におさめられています。また、晩秋から冬の早朝には、霧が立ち上る「気嵐」という幻想的な自然現象が見られることも。条件が合えば、早起きをして立山連峰から上がる日の出を見に行ってみてはいかがでしょうか。

雨晴海岸沿いにある船の形をした白いモダンな建物は「道の駅 雨晴」。オーシャンビューを楽しめる展望デッキと開放感あふれるカフェが人気です。

朝5時半に開店する新湊漁港前の「きときと食堂」。鮮度抜群の魚をリーズナブルに味わえると評判で、早朝から地元の漁師や観光客で賑わいます。

地元の方が多く訪れる海鮮市場「新湊きっときと市場」も立ち寄りたいスポット。かまぼこ、ます寿し、干物、地元のお菓子など、お土産にぴったりの特産品が種類豊富に揃っています。館内には海鮮レストランや浜焼きコーナーもあり、日本海を眺めながら海の幸を楽しめます。

旬の魚介を満喫した後は、富山新港に架かる日本海側最大級の斜張橋「新湊大橋」を渡り、いよいよ飛騨へ！新湊大橋はドライブコースとしても人気で、晴れた日には日本海や立山連峰、能登半島を一望できます。

飛騨神岡に到着したら、人気のアクティビティ「レールマウンテンバイク Gattan Go!!」を体験しましょう！廃線となった旧神岡鉄道のレールを電動アシスト付き自転車で走るアトラクションで、2つあるコースのうち「渓谷コース」は、山の中の鉄橋や真っ暗なトンネルを駆け抜けるワイルドなコースです。大自然を眺めながら走る爽快感をお楽しみください。

なお、渓谷コースは一車両3名までの観覧シートセットのみとなります。また、未就学児はご利用いただけません。ファミリーや大人数のグループは、様々なタイプの車両が用意されている「まちなかコース」がおすすめです。

飛騨市神岡町は、「ニュートリノ」の研究でノーベル物理学賞をもたらした「スーパーカミオカンデ」をはじめ、宇宙の研究拠点が集まるまちです。科学の魅力を広く発信するための施設「ひだ宇宙科学館カミオカラボ」では、映像鑑賞やゲームを通して世界最先端の宇宙物理学研究に触れることができます。入場無料ですのでぜひお立ち寄りください。

隣接する「道の駅 宙（スカイ）ドーム神岡」の飲食コーナーには、飛騨神岡グルメはもちろん、宇宙物理学にちなんだ特製メニューも。お土産コーナーに並ぶ東京大学監修の宇宙関連グッズも人気を集めています。

2022年に「道の駅 アルプ飛騨古川」内に移転オープンした「飛騨産直市そやな」。ここでは、飛騨で採れた新鮮野菜や果物、山菜などをお得にお買い求めいただけます。

また、飛騨の特産品に地酒・ビール、お菓子、民芸品の他、名物店長「トマト店長」が全国から集めた逸品も。飛騨の木材をたっぷり使用した空間は居心地が良く、多くの人で賑わうスポットとなっています。

さらに、店の一角には「えごま工房」があり、えごま（あぶらえ）の五平餅や団子など、飛騨ならではのテイクアウトメニューを味わうことができます。

2日目に泊まるのは、古民家を改修した一棟貸しの宿。飛騨古川の町中には一棟貸しの宿が点在していて、飛騨で暮らしているような雰囲気を感じながら、ゆったり自由に過ごすことができます。

「IORI ICHINOMACHI」は、町家の趣を残しながらも洗練されたデザインのお部屋で、プライベート露天風呂も付いているのが魅力。翌朝には提携している地元のカフェが朝食を配達してくれます。

また、宿の周りには飛騨の郷土料理を楽しめる飲食店が充実しています。色々なお店を巡るはしご酒もおすすめ。飛騨牛や漬物ステーキ、豆腐ステーキ、地酒など、地元ならではのグルメをぜひご賞味ください。

3日目は飛騨古川のメインスポット「瀬戸川と白壁土蔵街」からスタート。

情緒あふれる町並みは散策にぴったり。約500ｍ続く白壁土蔵と色とりどりの鯉が泳ぐ瀬戸川が、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。春から秋にかけては鯉の餌やりも楽しめます（11月下旬から4月上旬までは越冬のため、鯉は別の場所へお引越ししています）。

次は、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「古川祭」を一年中体験できる「飛騨古川まつり会館」へ。静と動、2つの特徴がある古川祭の魅力に触れることができます。

また、江戸時代から240年以上続く手作り和ろうそくの老舗「三嶋和ろうそく店」も見逃せません。全国でも数少ない和ろうそくは大人気のお土産です。 

富山駅周辺のレンタカーショップへレンタカーを返却したら、駅の近くで旅の締めくくり。北陸新幹線JR富山駅に直結する「とやマルシェ」や駅前の「マルート」には、富山のおいしいものが盛りだくさんです。

回転寿司やブラックラーメン、シロエビ料理のお店など富山ならではのグルメでランチを楽しめます。 ランチの後はお土産選びも忘れずに。ます寿司やかまぼこ、和菓子、地酒など、富山だからこそ手に入る特産品を購入しましょう。

富山駅から東京駅までは北陸新幹線を利用すれば最速2時間5分。ぜひまた遊びに来てください！