2022/11/27
池ケ原湿原
春になると一面にミズバショウが広がる池ケ原湿原。駐車場からのアクセスもよく、遊歩道は車いすでも散策可能です。
池ヶ原湿原
池ヶ原湿原は、奥飛騨数河流葉県立公園内にある低層湿原です。
標高960-980mの準平原(ニコイ高原)の中央部にあり、岐阜県の天然記念物に指定されています。
春、約6haの湿原に雪解けを待っていたかのように、30-40万株ものミズバショウが一斉に咲き始めます。
黄色の花をつけるリュウキンカと織りなす風景は壮観です。例年、4月下旬から5月上旬が見頃。木道が湿原のほぼ中央に整備されており、一面のミズバショウの中を散策することができます。
夏も湿原に吹き渡る風がさわやかです。秋の湿原の草紅葉やシラカンバの紅葉も美しいです。
季節の見どころ(春)
季節の見どころ(夏)
コース所要時間
往復2.2キロ / 約1時間30分
駐車場 ⇒ 木道終点=林間遊歩道 ⇒ 駐車場
0.7キロ/30分 1.5キロ/60分
ウォーキングポイント
駐車場からシラカンバの林を抜けると木道があり、ミズバショウとザゼンソウが現れます。
この付近は湿原の水が集まり小川をつくり、岩魚が人を恐れることなく悠々と泳いでいます。
そして、木道を進むと広大な湿原が見えてきます。ミズバショウとリュウキンカの花園の広がりに圧倒されます。
この付近は湿原の水が集まり小川をつくり、岩魚が人を恐れることなく悠々と泳いでいます。
そして、木道を進むと広大な湿原が見えてきます。ミズバショウとリュウキンカの花園の広がりに圧倒されます。
ちょこっとガイド
ミズバショウの花は?
ミズバショウの花びらと思われる白い頭巾のような部分は、実は花ではなくて「仏炎苞(ぶつえんほう)」と言われるもの。仏様の後ろのある「光背(こうはい)」に似ていることから名付けられたといわれています。『苞』は葉が変化したもので、花に近い葉というような意味です。本当の花は、『苞』の中心にある淡黄色の細かなもので、たくさんの花の集団です。虫眼鏡などで見ると、一つひとつの花に、花びら4枚、雄しべ4本、雌しべ1本があることが分かります。
ミズバショウの花びらと思われる白い頭巾のような部分は、実は花ではなくて「仏炎苞(ぶつえんほう)」と言われるもの。仏様の後ろのある「光背(こうはい)」に似ていることから名付けられたといわれています。『苞』は葉が変化したもので、花に近い葉というような意味です。本当の花は、『苞』の中心にある淡黄色の細かなもので、たくさんの花の集団です。虫眼鏡などで見ると、一つひとつの花に、花びら4枚、雄しべ4本、雌しべ1本があることが分かります。
必要な体力の目安
所要時間(往復):1h
体力度 ★☆☆☆☆☆☆
※50〜60代女性の標準的な体力を想定した目安です。
体力度 ★☆☆☆☆☆☆
※50〜60代女性の標準的な体力を想定した目安です。
アクセス方法(飛騨市古川町から)
国道360号宮川町打保地区 JR高山線打保駅から北へ1.6km地点を右折。
平成橋を渡り、宮川町塩屋地区に入る。
森林基幹林道 洞~数河線を道なりに登ります。
平成橋から車で11km(約20分)です。駐車場入り口に案内標柱あり。
平成橋を渡り、宮川町塩屋地区に入る。
森林基幹林道 洞~数河線を道なりに登ります。
平成橋から車で11km(約20分)です。駐車場入り口に案内標柱あり。
林道には落石があるためパンク等、通行にはくれぐれもご注意ください。
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森林環境整備推進協力金について
池ケ原湿原の貴重な自然環境を保護保全し、 未来に伝えていくため、入山される皆様のご理解の下、森林環境整備推進協力金をお願いしています。
皆様からいただきました協力金は、自然公園内の環境保全対策や美化清掃等のため大切に使用させていただきます。【所在地】
池ヶ原湿原駐車場(飛騨市宮川町洞)
【施設設備】
駐車場にトイレ(利用不可能な時期あり要確認)
【注意事項】
・遊歩道から外れたり、湿原に踏み込まないようにしましょう。
・動植物(山菜・キノコを含む)の捕獲・採取はやめましょう。
・ペットの連れ込みは生態系に影響を及ぼす恐れがありますのでご遠慮ください。
ガイド情報
2023年のゴールデンウイークは、飛騨市・白川郷自然案内人協会のガイドがあります。
また、少人数でタクシーで行く池ケ原湿原と種蔵のツアーも。
詳細は以下をチェックして下さい。
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【5月3日(祝)~7日(日)開催】車から降りて2分でミズバショウに出会える!
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【5月3日(祝)~7日(日)開催】車から降りて2分でミズバショウに出会える!
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