辰吉 飛騨のラーメン道 ~第一章 老田屋製麺所 飛騨古川店~
自称・市役所一の麺好きスタッフによるラーメン記事の第1弾!
こんにちラーメン!
飛騨市役所まちづくり観光課のラーメン担当、三本木 辰吉です。
飛騨市内全てのラーメンを食べたい、知りたいという思いから記事を書くことになりました。これより、飛騨市のラーメンを食べまくり、感想を書きまくります!
記念すべき第一回は老田屋製麺所飛騨古川店を紹介します!
1.老田屋製麺所飛騨古川店について
創業100年以上の有限会社老田屋は飛騨で昔から親しまれている製麺所で、おいしい袋麺を作っている。そんな老田屋が全面プロデュースしたラーメン屋、老田屋製麺所飛騨古川店(以下、老田屋製麺所)が、2022年12月24日にオープンした。すみれアセットマネジメント株式会社が運営。
国道41号沿いにある、道の駅アルプ飛騨古川内にあり、ドライブと非常に相性が良い。スーパーで売ってある老田屋の中華そばは、家でよく食べているが・・・、果たしてどんなラーメンが楽しめるのか!!
2.注文してみた
ラーメンの種類は中華(醤油)、味噌、塩、坦々の4種類。今回は第1回ということで王道、特製中華そば(並)(750円)を注文した。普段なら(大)を注文するが、正月太りが激しいため(並)を頼んだ。代わりにサイドメニューのから揚げを付けた。私、辰吉は日頃から鳥に優しく接しているため、太る心配がない。最高だ!
3.いざ、実食!
麺は、お馴染みの老田屋の麺。知らない方に説明すると、細打ちぢれ麺で、神岡のきれいな湧き水で作られており、100年の歴史が編み出す技、当然美味いに決まっている。
スープはここお店の(ラーメン屋さん)オリジナルのスープで、角のない味わい。辰吉一番の衝撃は、とにかくチャーシューが美味かった。肉厚で、パサついていないため、歯ごたえがある。俺は豚を食ったぞ!と実感した。
最後に唐揚げだが、まず、揚げ方が上手すぎる。パリパリで、かつ、中の肉は柔らかい、外サク中フワである。最強のから揚げといっても過言では無いだろう。
4.オーナーにお話を聞いてみた
何故こんなにラーメンが美味しいのか。麺は言わずもがなだが、チャーシューやスープ、唐揚げはどのように調理しているのか。その秘密をオーナーの井上正さんに聞いてみた。
まずはチャーシューから。
チャーシューは、火の通し方がいわゆる”ミディアムレア”に近くなるよう煮込み、肉の食感をできるだけ感じられるように工夫してある。さらに旨味を引き出す工夫として、麺に絡ませる直前に表面を火で炙るようにしている。
唐揚げは”ケンティの唐揚げ”といって、全国で一番おいしい唐揚げを決める、唐揚げグランプリでは3回連続で金賞、また最高金賞をも受賞したこともある沖縄生まれの唐揚げのレシピを採用している。作り方は当然企業秘密だが、いくつも工夫があって今の味、食感が出来上がっている。
メニュー開発で苦労したことは何かと尋ねると、スープ作りが苦労したポイントとのこと。今回辰吉が食べたラーメン、中華そば一つをとっても、通常の醤油ラーメンは鶏ガラベースであるところ、丸鶏やげんこつを使っていたりと、スープにただならぬこだわりを感じる。
なんでも、1ミリ配合が違うだけでも味が全然違うそうで、何か月もスープの開発に取り組み、何百回と味見を行ったそうだ。
なぜ老田屋の麺を選んだか伺うと、シンプルに井上さんが老田屋のファンだからであった。小麦がたって、非常においしい麺をもっと多くの人に知ってもらいたいという意気込みをあらわにされた。
5.老田屋のラーメンを購入しよう
老田屋のラーメンは飛騨地域各所のスーパーで購入できる。老田屋製麺所帰りのあなたは、同道の駅内にある、”飛騨産直市そやな”でラーメンをゲット!!
飛騨産直市そやなは、飛騨市産の野菜をはじめ、加工品、工芸品等、様々な特産品を購入できるお店だ。個人的には、飛騨の日本酒も売ってあり、稀にロット数の限られている限定のお酒が並んでいることもあるため、酒飲みとしては大変うれしい掘り出し物に出会えることがある。おすすめだ!
名物のトマト店長も見どころ!!
6.最後に
推しは、”麺”と”肉”。そのどちらもインパクトがございました。歴史ある老田屋の麺に合わせて開発された最高のスープ、ごちそうさまでした。
皆さんも老田屋製麺所で”朝ラー”を堪能してみてはいかがだろうか?
次はどんな飛騨市のラーメンを紹介しようか・・・。その時まで、さようならーめん!!!