ユネスコ無形文化遺産にも登録された飛騨古川祭。この祭りには、「飛騨古川提灯」が欠かせません。

野中提灯は飛騨古川で唯一の提灯屋。一時は飛騨古川で提灯職人が途絶えた時期がありましたが、野中さんが伝統技術を引き継ぎました。

 

古川祭や地元の祭りでよくみられるのがナツメ型の提灯。

組み立て、皮つきの竹ひごを1本ずつかけてから、和紙の貼り付け、文字入れのあとにえごま油を塗ります。

全て1人で昔ながらの技法で作り、約7日程度で完成します。

 

提灯に貼る和紙は飛騨市河合町産の山中和紙を使用しています。