絶景を堪能!飛騨の紅葉トレッキングおすすめ7選
2024/10/15

絶景を堪能!飛騨の紅葉トレッキングおすすめ7選

木々が鮮やかに色づき始めて自然の美しさを感じられる秋。天候も安定していて過ごしやすく、お出かけにぴったりの季節です。

岐阜県飛騨地方には、紅葉を満喫しながら散策できる場所が充実しています。錦秋の中を進むハイキングに、山頂まで車で行ける絶景スポット、気軽に町歩きできる紅葉名所まで、秋のおすすめ7選をご紹介します。

「天生県立自然公園」の大自然を歩く

  • 飛騨・美濃紅葉33選に数えられる名所
  • 鮮やかな木々に囲まれながらハイキング
  • お子様やお年寄りでも歩きやすく安心
  • 貴重な植物が残る天生湿原
  • 神秘的なカツラ門
  • 5本のカツラの巨木がそびえ立つ
  • 原生林の中を歩く
  • 絵画のような紅葉のグラデーション

飛騨市河合町と大野郡白川村の境に位置する「天生峠(あもうとうげ)」。

 

その一帯に広がる「天生県立自然公園」には雄大な自然が残されており、「岐阜の宝もの」に認定されています。 遊歩道が整備されているため歩きやすく、初心者向けのハイキングコースから、山頂「籾糠山(もみぬかやま、標高1744m)」を目指すトレッキングコースまで、体力や経験に合わせてコースを選べるのも魅力です。

紅葉シーズンは、ブナ・ナナカマド・カエデ・ウルシなど多種多様な草木が赤や黄色に染まり、絵画のような光景の中を歩くことができます。

 

また、北アルプスと白山連峰の大パノラマも格別。圧倒的な大自然を体感できます。

 

【コース例】

・登山口⇔天生湿原⇔カツラ門:往復3時間30分

・登山口⇔天生湿原⇔籾糠山:往復6時間

※登山口に駐車場とトイレあり

日帰り登山が人気の「天蓋山」

  • 紅葉と山々の調和が美しい
  • 標高差による多彩な植物も魅力
  • 気軽に日帰り登山ができる
  • 橙色に染まるウリハダカエデ
  • 赤く熟したナナカマドの実
  • 秋のブナ樹林
  • 展望台「ヤマップ平(標高1290m)」

「天蓋山(てんがいさん)」は、天空の隠れ里と呼ばれる山之村(やまのむら)にある、日帰り登山が人気の山です。2023年に新たな登山道「YAMAP新道」ができたことにより周回コースが誕生し、改めて注目を集めています。 秋が深まるにつれてブナ・ウリハダカエデなどの広葉樹が彩り始め、紅葉と山々の調和が楽しめます。

 

また、山頂(標高1527m)から眺める360度の大パノラマは息をのむ美しさです。 山頂まで登る時間のない方は、途中にある展望台「ヤマップ平/YAMAP新道(標高1290m)」「雀平/旧登山道(標高1380m)」で折り返すお手軽コースもおすすめ。どちらからも北アルプスの名峰を望むことができます。

 

【コース例】

・登山口⇔ヤマップ平:往復2時間40分

・登山口⇔雀平:往復2時間25分

・登山口→YAMAP新道→天蓋山→旧登山道:一周4時間40分

※登山口近くに駐車場とトイレあり

「宇津江四十八滝」で気軽に紅葉ハイキング

  • 紅葉と滝のコラボレーションは秋ならでは
  • 市街地から近く、地元の人にも人気
  • 全国自然100選地、岐阜県名水50選地に選ばれている
  • 大小13の滝が迎えてくれる

JR飛騨古川駅から車で約15分の場所にある「宇津江四十八滝(うつえしじゅうはったき)」。

市街地から近く気軽に森林浴を楽しめるため、地元の人にも人気のスポットです。 出発点から頂上までの約880mは石畳や階段が整備されており、お子様やご年配の方でも歩きやすいコースとなっています。

 

秋の見どころは、何といっても紅葉と滝のコラボレーション。主な13の滝は、落差が大きくダイナミックなものから幅広で優雅なものまで、それぞれ異なる表情を見せてくれます。渓谷に響く滝の音に癒されながら、自然が織りなす造形美の中を歩いてみてはいかがでしょうか。

 

【コース例】

・出発点⇔上平滝:往復1時間

※出発点近くに駐車場とトイレあり

「安峰山」から飛騨古川を一望

  • 飛騨古川の町を一望できる
  • 山頂に整備されたウッドデッキ
  • 名峰が並ぶ安峰山北展望台
  • 晩秋の朝霧
  • 雲の中にいるような幻想的な空間

「安峰山(あんぼうさん、標高1058m)」は山頂まで車で行ける絶景スポットです。

JR飛騨古川駅から車で片道25分、徒歩で向かう場合も登山口から約1時間30分で登頂することができます。

山頂の展望台は2箇所。片方は飛騨古川の盆地が、もう片方は北アルプスや御嶽山が目の前に広がります。また、晩秋に見られる朝霧も必見。雲の中のような幻想的な光景はもちろん、午前10時頃から次第に霧が晴れて町が現れる様子も、多くの人々を魅了しています。

 

【コース例】

・(車)飛騨古川駅→安峰山:片道25分 詳細はこちら

・(徒歩)登山口⇔安峰山:往復2時間30分

 

※登山口、山頂に駐車場あり

日本屈指の名峰を望む「猪臥山」

  • 山頂から眺める360度のパノラマ
  • 晴れた朝は雲海が広がる
  • 北アルプスからのご来光
  • 早起きしてご来光を見に行こう
  • まるで空の上のような世界

飛騨市と高山市にまたがる「猪臥山(いぶしやま、標高1519m)」は、白山、御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰、立山連峰といった名峰を望める山として古くから愛されてきました。

山頂近くまで舗装林道が整備されており、山頂駐車場から頂上までは徒歩で約15分。誰でも気軽に山頂からの絶景を眺められます。 秋は原生林の紅葉が美しく、晴れた朝には眼下に広がる霧海も楽しむことができます。

 

また、猪臥山は北アルプスからのご来光を眺めるスポットとしても有名です。飛騨古川に宿泊した際には、ぜひご来光を眺めに行ってみてください。

 

【コース例】

・(車)飛騨古川駅→山頂駐車場:片道45分/(徒歩)山頂駐車場→猪臥山:片道15分

・(徒歩)小鳥峠⇔猪臥山:往復2時間15分

飛騨神岡の町中を散策「藤波八丁遊歩道」

  • 渓谷沿いの紅葉を堪能
  • 遊歩道が落ち葉の絨毯のように
  • 東屋で小休憩
  • 写真撮影にもおすすめ
  • 秋ならではの光景を楽しもう

「藤波八丁(ふじなみはっちょう)遊歩道」は、飛騨神岡の町中を流れる高原川沿いに整備された全長500mに渡る遊歩道です。上流部にかけてモミジやカエデ約120本がまとめて植えられており、秋は紅葉を堪能しながらのんびり散策を楽しめます。

 

紅葉シーズン終盤には、遊歩道が落ち葉で彩られてフカフカな絨毯のようになることも。対岸に見える神岡城や赤い藤波橋、渓谷などと組み合わせて、フォトジェニックな写真を撮影するのもおすすめです。

 

【コース例】

・神岡振興事務所駐車場(無料)→遊歩道入口:片道5分/藤波八丁遊歩道:往復20分

カツラの黄葉と香りが楽しめる「朝霧の森」

  • 秋はカツラが黄葉し甘い香りに包まれる
  • 木漏れ日の中で森林浴を楽しめる

飛騨市古川町黒内エリアにある「朝霧の森」は、四季折々の自然が感じられる美しい森です。森にはカツラの木が生い茂り、秋になるとカツラが黄葉してキャラメルのような甘い香りが森全体に広がります。

敷地内にある2つの遊歩道は、どちらも30分ほどのハイキングコース。北ルートは主に尾根沿いを歩く高低差のあるコース、南ルートは飛騨に自生する薬草を集めた薬草壇が整備されたコースです。木漏れ日の中を歩き、気軽に森林浴を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

【コース例】

・駐車場→北ルート→南ルート:一周40分

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